DJX は、ドミノサーバ標準の別名の機能を利用して作成されています。DJX を利用する前に、認証者 ID に日本語別名を設定して、この認証者 ID にぶら下がるユーザで日本語別名が使用できるように準備します。
よって、この作業は、DJX としての作業ではなく、ドミノサーバの一般的な管理作業となります。なお、この作業はすべて Domino Administrator クライアントで行います。
認証者 ID の再認証
認証者 ID に日本語別名を設定する操作は、ID を再認証する操作で行います。
Domino Administrator クライアントの [設定] タブを開き、右のツールメニューより、[認証] - [認証] を選択します。
『認証者の選択』画面が開きますので、サーバと認証者 ID を選択しします。
認証者 ID のパスワードを入力すると『認証する ID の選択』画面が表示されます。今回は、自分自身の認証者 ID を認証するので、もう一度同じ認証者 ID を選択します。
続いて、『ID の認証』画面が表示されます。認証者リスト欄は、英字の認証者名が表示されています。ここに日本語認証を追加するので、[追加] ボタンをクリックします。
『組織名の別名を指定』画面が表示されるので、言語に”日本語”組織名に設定したい名称を入力します。
『ID の認証』画面に戻ると認証者リストに日本語の認証者名が追加されています。
[認証]ボタンをクリックすると再認証が行われます。ステータスバーに『認証しました。』と表示されれば、再認証完了です。
再認証結果の確認
右のツールメニューより、[認証] - [ID のプロパティ] を選択し、先ほど再認証した ID ファイルを指定します。
『ID プロパティ』画面が表示されるので、[ユーザー情報] - [名前] タブを開きます。日本語の別名が設定できていることが確認できます。
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