前回の『リスト値とビュー』の続きです。
ノーツのビューはプロパティを設定するだけで合計を表示することができます。例えば、合計列で次のプロパティを設定します。
すると、次のようにビューに合計が表示されます。便利な機能なので利用されている方も多いかと思います。
この合計機能ですが、リスト値を使用したビューでは、いくつか注意点があるのでまとめます。
リスト値の列の合計
まず、リスト値のフィールドを表示している列に”合計”を設定した場合です。この場合は、リスト値の1つ目の値だけを合計し、2つ目以降の値が無視されて合計が算出されます。
もし、このようなビューで合計を表示したければ、上記画面の合計列のようにいったん文書ごとの合計を計算しておいて、それをビューで合計させる必要があります。
リスト値をカテゴライズした場合
続いては、リスト値をカテゴリ表示させたビューと合計の関係です。
使用するビューは前回作成したカテゴリの交通機関の金額が表示されるようにしたビューです。このビューでは、リスト値の文書は、ビューにリスト値の要素数だけ表示されます。そのため、文書ごとの合計金額を”合計”すると、正しく表示れません。要素(交通機関)毎の金額を合算する必要があります。
まとめ
ビューの合計機能は、プロパティをセットするだけで、合計が表示される単純でとても便利な機能なのですが、リスト値を使用したビューの場合、正しく合計されない場合があります。はありますが、リスト値を使用した文書の場合は、要件(希望)にあった合計が表示されているか、確認しましょう。
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