ノーツが苦手とする機能を補完するために Excel 利用するこの連載ですが、これからしばらくは、帳票の作成をテーマにします。
サンプルとして、プリンタの出力実績と利用金額をまとめた次のような帳票を作ってみました。
よく見る帳票の形式のシンプルな事例ですね。ですが、これをノーツから出力するためには、ざっと次のような Excel の操作が必要となります。
- 罫線の設定
- 数式の利用(金額や総合計の計算)
- セルの連結(2、3 行目)
- 列幅や行の高さの変更
- 文字フォントサイズ変更(2 行目)
- 文字色とセル背景色変更(5 行目)
これ以外にも、紙 や PDF など帳票としての出力を考えるとさらに作業が発生します。
- 印刷範囲の設定
- 印刷の拡大・縮小
- ヘッダ / フッタ 行の設定
- 保存(Excel や PDF)
今回の”帳票”シリーズでは、この帳票を題材にノーツからシートやセルの操作について整理します。
サンプルのノーツアプリケーション
出力データとなるノーツアプリケーションは、次のような単純なフォームを作成しました。年月、デバイス名、枚数と単価(白黒&カラー)の帳票出力に必要なすべての項目を持っています。
ビューのイメージは次のような感じです。帳票出力時には、年月度を指定した上で対象のデータだけを Excel に送信し、帳票に仕立てることになります。
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