ノーツを利用しつつもメールは Outlook を使用している環境はたくさんありますよね。私がお世話になっているお客様でもメールが Outlook に移行しました。とはいっても、現時点ではノーツアプリは残っており、作業報告や問い合わせの対応履歴などはノーツで書いています。
メールがノーツで届いている環境であれば、メールをリッチテキストに転載することは簡単でした。ところが、Outlook からメールをコピペすると改行が吹っ飛んでしまう現象にみまわれ、レポートにならなくなってしまいました。原因は、Outlook 内の改行とノーツリッチテキスト内の改行が一致しないためだと思われます。
そこで、ノーツ - ノーツほどではないにしろ、Outlook のメールをそれなりの体裁を維持しつつリッチテキストに貼り付ける方法を教えてもらいました。私自身の備忘録を兼ねて整理しておきます。
手順は次の通りです。
- Outlook でメールを開き、[転送] ボタンを押す
- 閲覧ウィンドウの場合は [ポップアウト] ボタンを押す
- 『検索と置換』ウィンドウを開く(Ctrl+H)
- [あいまい検索] のチェックを外す( [特殊文字] のボタンがアクティブになる)
- [検索する文字列] に「任意指定の行区切り」を指定
- [置換後の文字列] に「段落記号」を指定
- [すべて置換] をクリック(本文内の”↓”が改行マークに代わる)
- 本文全体を選択して、コピー(CTRL+C)
- ノーツのリッチテキストに貼り付け
- ホップアウトウィンドウを閉じる(下書き保存しない)
手順で操作する Outlook の『検索と置換』ウィンドウと操作する箇所は次の通りです。
また、特殊文字の選択肢はたくさんありますが、今回の操作で使用するのは次の2つです。
ノーツで貼り付けたときのように返答スレッドがセクション形式とはなりません。しかし、メール内の画像にも対応しています。少し手順が多いですが、これぐらいならギリギリ耐えられますね...
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