テンプレートを使用して新規のアプリケーションを作成する画面では、『テンプレートを引き継いで設計』というオプションがあります。今回はこの設定を材料にテンプレートとアプリケーションの関係について確認します。
テンプレートの引継ぎとプロパティ
アプリケーション作成時に『テンプレートを引き継いで設計』にチェックを入れると、作成されたアプリケーションのプロパティでは『テンプレートから設計を引き継ぐ』にチェックが入ります。逆にチェックを外して作成するとプロパティにもチェックが入りません。
また、『テンプレートから設計を引き継ぐ』にチェックがある場合、テンプレート名に値が入っています。
テンプレート名はテンプレート(ntf)のプロパティを開き『マスターテンプレートのデータベース』というチェックチェックボックスの下に記述されています。この名称とアプリケーションのテンプレート名が合致することにより、テンプレートとアプリケーションの引継ぎ関係が成立する仕組みになっています。
アプリケーション作成時には、テンプレートのタイトルとファイル名しか表示されないことから、テンプレート名との関連がわかりにくいので、覚えておきましょう。
引継ぎ時の動作
『テンプレートから設計を引き継ぐ』状態にあるアプリケーションでは、テンプレートの設計と同じになるように動作します。例えば、アプリケーションの設定を更新した場合はテンプレートの設計に戻ります。逆に、テンプレートの設計が更新された場合は、アプリケーションの設計にも反映されます。
Notes/Domino において、このような ”設計を引き継ぐ” 動作(操作)はいくつかあります。
- デザインタスク(Domino サーバ)
- アプリケーションの再設計(Notes クライアント)
- アプリケーションの設計置換(Notes クライアント)
それぞれ少しずつ機能が違うので、次回以降に順次まとめます。
0 件のコメント:
コメントを投稿