WebAPI 連携日記の第 12 回です。今回は国税庁のインボイス API の仕様を確認します。
API のドキュメント
まずは、API の仕様について確認します。詳細な仕様は PDF ファイルで提供されています。
Web-API機能のリクエストの設定方法及び提供データの内容について(Ver.1.0)
まとめると次の通りです。
リクエスト方法
まずは、WebAPI に接続するための URL は次の通りです。
https://web-api.invoice-kohyo.nta.go.jp/1/num?parameters |
? 以降には、検索条件となるパラメータを指定します(後述)。使用する HTTP のメソッドは GET で、検索条件をすべて URL に記述するパターンとなります。
なお、URL 内の ”1” はバージョンで、現時点では 1 しか存在しません。
パラメータ
インボイス API で使用するパラメータをまとめます。
id | ○ | アプリケーション ID |
number | ○ | 検索する登録番号(T + 13 桁の数字) |
type | ○ | 応答形式 01:CSV形式 11:XML形式 21:JSON形式 |
history | 履歴情報要否 0:なし 1:あり |
API のテスト
リクエスト方法がわかったので、応答形式は JSON、履歴情報はなしでテストします。 Postman に次の通り、HTTP のメソッド、URL パラメータを入力します。登録番号はいつもお世話になっている ”鳥貴族” を使用しました。
実行すると、すぐレスポンスが返ってきました。API のテストツールは本当に便利ですね。
参考までにこのテストの URL は次の通りとなりました。これをプログラムで生成して送信すればいいというわけですね。
https://web-api.invoice-kohyo.nta.go.jp/1/num? id=xxxxxxxxxxxxx& number=T9120001011712& type=21& history=0 |
レスポンスのフォーマット
ドキュメントには、JSON 形式のレスポンスは下図の通り記載されていました。ヘッダ情報にヒット件数が入っています。公開情報セクションがヒットした情報の詳細で、件数分の配列となる構造となっています。
今回は、登録番号を使っての検索ですので、結果が 0 件の場合は入力ミスと言えます。ヒットした場合、名称を確認して正しいかを判断すればよいということですね。
前回 | 連載:つないでみよう | 次回 |
0 件のコメント:
コメントを投稿