今回は、表の列幅の設定についてまとめます。
列幅の設定
ノーツクライアントでは表のプロパティで列幅を設定できます。設定は固定幅と可変幅に大別できます。固定幅の場合は、『固定幅』にチェックを入れて、幅を指定します。
可変幅の場合は、『固定幅』のチェックを外し、幅を指定します。画面上の表全体の幅からの相対的な幅となるので、画面のサイズが変われば伸縮します。
列幅の設定と DXL
2 行 3 列の表(マージンに合わせる設定)を作成し、1 列目の幅を 2 cmで固定します。残り 2 列は可変幅のまま、サイズを適当に調整します。
この表を DXL に変換し、列の定義 tablecolumn ノードを確認すると次のようになります。
固定幅の場合は、長さを明示的に指定し、可変幅の場合は % で指定されています。マージンの設定などと同じ仕組みですね。ただ、列幅の場合には、可変幅の合計が 100% となる仕様のようです。当たり前ではありますが...
列幅の設定 tablecolumn ノードの width 属性は次の通りとなります。
属性 | 設定値 | 補足 | |
width | '2.7875in' など | 固定幅として幅を長さ(インチ)で指定 | |
'33%' など | 可変幅として割合(%)で指定 表内の可変幅の合計が 100% となる |
また、前回 紹介した表の幅の設定(table ノードの widthtype 属性)で固定幅となっている場合には、列幅も固定幅だけとなります。DXL で表を操作する際には、設定のつじつまが合うように注意が必要ですね。
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