GPT4o API 連携機能が出来上がったので、ノーツアプリとして完成させます。
会社順ビュー
最初のビューは会社名順に表示するビューです。電話帳の索引のように 50 音でカテゴライズして表示します。
ビュー名 | 03.氏名\50音順 |
別名 | vByCompany |
選択式 |
xStatus := @TextToNumber(Status); xStatus := @If(@IsError(xStatus); 0; xStatus); SELECT Form = "fNameCard" & xStatus >= 3 |
ビューに表示するのは AI に問い合わせ後の文書としています。
◇ 列
作成する列は次の通り。
列名 | 列の値 | 補足 |
(後述) |
昇順、カテゴリ別 | |
会社名カナ | CompanyName_Kn | 昇順、非表示 |
会社名 | CompanyName | |
氏名カナ | Name_Kn | 昇順、非表示 |
氏名 | Name |
|
所属 | Dept |
1 列目は会社名カナの 1 文字目でカテゴライズするための項目です。
単純に作ると次のように ”ト” と ”ド” が別カテゴリとなります。これに対応するため 1, 2 列目の[ソート]タブで「濁点/半濁点を区別してソート」のチェックを外します。
ただ、この対応だとカテゴリ内の最初の文書が濁点付きの場合、カテゴリにも濁点が付いてしまい美しくありません。そこで、1 列目の列式を次のように設定します。
xKana := CompanyName_Kn; @If (xKana ="";@Return( "(不明)");@Success); xIni := @Left(xKana; 1); xFm := "ヴ":"ガ":"ギ":"グ":"ゲ":"ゴ":"ザ":"ジ":"ズ":"ゼ":"ゾ":"ダ":"ヂ":"ヅ":"デ":"ド": "バ":"パ":"ビ":"ピ":"ブ":"プ":"ベ":"ペ":"ボ":"ポ"; xTo := "ウ":"カ":"キ":"ク":"ケ":"コ":"サ":"シ":"ス":"セ":"ソ":"タ":"チ":"ツ":"テ":"ト": "ハ":"ハ":"ヒ":"ヒ":"フ":"フ":"ヘ":"ヘ":"ホ":"ホ"; xIni := @Left(xKana; 1); xKeyword := @Replace(xIni; xFm; xTo); xKeyword |
◇ アクションボタン
下書きビューと同じアクションボタンを配置します。
ボタン名 | Click | 補足 |
閉じる | @Command([FileCloseWindow]) | |
新規作成 | @Command([Compose]; "fNameCard") |
氏名順ビュー
会社名順をコピペして氏名別のビューを作成します。
列は、まず、会社名と氏名の位置を逆転させます(ソート列を含む)。次に 1 列目の列式のフィールド名を修正します。
xKana := Name_Kn; @If (xKana ="";@Return( "(不明)");@Success); ・・・ 以下同じ |
下書きビューの変更
テスト中はステータスにかかわらず表示していましたが、下書きのみ表示するように選択式を変更します。
SELECT Form = "fNameCard" & Status = "0" |
アウトラインの修正
作成したビューをアウトラインに追加します。一般利用者向けのビューとなるので、管理メニューと同列に作成します。
フレームセットの修正
最後に、フレームセットに初期表示するビューを会社順に変更します。
これで、ノーツクライアント用アプリとしては作業完了です。
次回からは、このアプリを Namad から利用できるように修正します。
前回 | 作ってみよう | 次回 |
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