Notes/Domino のデータベースのビューを検索して値を取得します。
構文
@DbLookup(class:cache; server:database; view; key; columnNumber; keywords) |
@DbLookup(class:cache; server:database; view; key; fieldName; keywords) |
引数
class | 文字列 | アクセスするデータベースの種類を指定 Notes/Domino の場合 "Notes" または "" (Null 文字列) を指定 |
cache | 文字列 | "" (Null 文字列) で結果をキャッシュ “ReCache” で最新データによってキャッシュが更新 “NoCache” で常に結果を取得 |
server | 文字列 | サーバとファイル名を指定 "" (Null 文字列) で自分自身の DB |
database | 文字列 | |
view | 文字列 | 結果を取得するビュー名 |
key | 文字列 | ビューを検索する文字列 ソートされた最初の列に表示される値 |
columnNumber | 数値 | ビュー内の列番号を指定 |
fieldName | 文字列 | 文書内のフィールド名指定 ビューに存在しない値を取得可能 |
keywords | 省略可能 検索オプションをキーワードで指定(後述) |
- class と cache 引数の間、server と database の間は ":"(コロン)で、リスト値として指定
◇ keyword
[FAILSILENT] | キーが見つからない場合、"" (ヌル文字列) を返す |
[PARTIALMATCH] | キーが列値の先頭部分と一致する場合に一致とみなす |
[RETURNDOCUMENTUNIQUEID] | 文書の UNID を返す |
戻り値
リスト | 文字列、数値、日時、または文字列のリスト値 指定したビューの列にある値が返されます |
機能・使い方
Notes/Domino のデータベース内に蓄積された情報を検索して値を取得できます。
- 計算結果などで使用し、別のアプリと連携
- キーワードフィールドで使用して、入力にマッチした選択肢だけを表示
制限事項
この関数は、列式や選択式では使えません。
使用例
部を入力し、下段の[▼]ボタンをクリックすると選択した部に従属する課だけを選択肢に表示できます。
課を選択するフィールドをダイアログリストで作成します。
[制御]タブで ”式で選択肢を設定” を選び、@DbLookup の式を記述します。
@DbLookup("Notes":"NoCache"; ""; "vFunc"; Dept; 2) |
この式を中心にビューの設計とアプリの動作を図式すると以下の通りとなります。
- 2024.03.18 作ってみよう:#3)お小遣い帳 - 過去の入力から選択肢を取得
- 2024.02.12 @DbLookUp の効率的な利用
- 2024.02.10 ReCache ってなんだろう?
- 2024.02.08 @DbLookup とキャッシュの動作
- 2024.02.04 ダイアログリストフィールドの設定と挙動
- 2024.02.02 @DbLookup の使い方
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